ディフェンス不要!?速度オーバーのスピードボールが打てる!
今回は、ルキシロン・アルパワー125を使用してみました。
このガット、トッププロの使用率が異様に高いテニスガットです。
代表選手はジョコビッチ・フェデラー・マレー・モンフォス・ディミトロフ
怖いぐらいトップ選手ですね。
悪いテニスガットのはずがないですが、素人レベルで使えるか検証します。
今回はバボラ2021ピュアドライブに46ポンドで張ったものを使いました。
ガットの素材にアルミファイバーを使用してます。
ここからアルパワーとネーミングされたのでしょうね。
カラーはシルバー!マットな輝きが超クール。
どんなラケットでも映えます。
太さは、これまたバリエーションが多く
・1.15mm (NEW 2020年4月発売)
・1.20mm
・1.25mm
・1.28mm (NEW:ローランギャロスモデルのみ 2020年4月発売)
・1.30mm (NEW 2020年3月発売)
これにラフ加工、スピン、ソフトなど豊富なバリエーション展開。
まずは、アップでショートラリーをしましたが、
思った通りのコントロール。打感にズレがない!好感触。
反発パワー ★★★★ |
十分な反発系があります。タイムロスなく飛んでいきます。 |
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スピード ★★★★ |
速いです。不用意に軌道が上がらず、ネットの1メール以内の高さで飛んでいきます。 |
打感 ★★★ |
硬いガットです。ハードヒットすると反面柔らかく感じます。 |
球離れ ★★★★ |
面で押す様な感じで、失速なく球離れします。パワーが乗っている感じです。 |
コントロール ★★★★ |
反発とパワーがあるので、コントロールはあまり期待してなかったのですが、左右に打ち分ける時に、変な引っ掛かりの雑味がまったくなく、イメージ通りの方向にコントロールできます。インパクト時少しコシを感じるので、その分手のフィーリングで調整できるのが良いです。 |
スピン ★★★ |
スピンとフラットをしっかり切り分けてくれます。たまにフラットで打ってもスピンがかかるガットもありますが、このガットは打ちたいショットをアシストするスピンです。フラットは力が乗るので重めのボールとなり、スピン軌道で打つと、軌道が低い失速しないスピンになります。どちらも飛び出し角度が同じなので、相手にとっては、スピンボールかフラットが判断しずらいボールとなります。単純なスピン力は普通です。 |
衝撃吸収 ★★ |
ハードヒットする前提では柔らかいです。つなぐボールの場合はポリの振動をモロに感じます。振動止めも使うのも良い方法です。 |
耐久 ★★ |
このガットを使うユーザーさんは基本的に打ち込むスタイルが多いのもあり、ヒアリングでは耐久性が低いです。実際、喰い付きが良い分テンションロスも大きいです。 |
ネットプレー ★★ |
ボレーに関しては少し飛びすぎな感じです。ポーチすると、相手のボールが強い分跳ね返りが強く、ロングアウト気味になるので注意が必要です。 |
ルキシロン・アルパワー125 メリット・デメリット
メリット | コシがあるのに飛びが良い。 パワーロス無く深いスピードボールが打てる。 サーブがやたら速い。 |
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デメリット | ボレーは飛びすぎ注意。 耐久性は高くない。 低いボールは少し持ち上げにくい。 振動が強い。 |
ルキシロン・アルパワー125に合うプレースタイル
スピードボールで攻めるシングルプレーヤーにおすすめです。相手のミス待ちプレーヤーはご法度です。このガットはとにか速球重視です。とにかく振り切ってください。スイングスピードを上げてハードヒットした時の純粋に潰した打感はクセになります。
ルキシロン・アルパワー125とよく比較されるガット
各メーカー、反発系ハードポリガットと比較されます。車種で言うとスポーツカーです。
飛びとスピード重視のハードコアなガットです。パッケージ裏面にも表記ありますが、通常のポンドより10%緩めて張ることを推奨してます。
ヨネックス | ポリツアーストライク ⇔ 反発は残してもっと柔らかくしたい方。 |
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ルキシロン | アドレナリン125 ⇔ コスパ良くしたい。 |
バボラ | ブラスト ⇔ 少し飛びを抑えたい方。 |
ルキシロン・アルパワー125 相性がいいラケット
常にフルスイングするシングルのストローカーが合ってます。
差し込まれても、スイングスピードを上げて振り抜けば、カウンターで深い位置にボールを戻せます。オーバーサイズのラケットでは飛びすぎるので、黄金スペック以下のサイズのラケットがオススメです。
ヨネックス | VCORE |
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バボラ | ピュアドライブ |
ウイルソン | ウルトラシリーズ |