ウイルソン・ハイブリッドストリング DUO CONTROL(デュオ・コントロール)

NXTで掴んで、4Gラフでボールコントロール!

ウイルソン ガット DUOコントロール

今回は最近ハマっているウイルソンDUOシリーズです。
ポリとナイロンのハイブリッドストリングです。

過去のレビュー記事で
打感の柔らかさに感動したい方は、
DUO FEEL(デュオ・フィール)

もっと重いボールを打ちたい方には方には
同シリーズの DUO POWER(デュオ・デュオパワー)もレビューしています。

今回はDUOシリーズでもコントロールに特化したガットです。

組み合わせは
ウイルソンのNXT コントロール16 1.32mmと、
ルキシロンの4G ROUGH 1.25mmのセットです。

今回のセッティング

バボラ ピュアドライブ 2018 に
縦:ウイルソンのNXT を47ポンドで
横:ルキシロンの4G ROUGH を45ポンドで張りました。

ウイルソン ガット DUOコントロール2ウイルソン ガット DUOコントロール3

ガット間の滑りが良く期待が高まります!

反発パワー
★★★
すぐ離すというより、掴んで弾きます。掴む認識で振るとコントロールと飛びのバランスの良さを感じます。
スピード
★★★
遅くはないが、ラケットを振っている割にはスピードは出ない。
打感
★★★★
包み込む打感で柔らかい。NXT好きにはたまらない感覚。
球離れ
★★★
球を持ちすぎる事はなく、違和感は感じません。特に遅い球の返球は“つかみ”を感じます。
コントロール
★★★★★
速い球の返球も掴んでくれるので、いつものスイングで間に合わない打球もコントロールしやすいです。緩い球で、自ら打ちに行くボールもフォロースルー意識すると回転量のコントロールができ、深さのコントロールがしやすいです。
スピン
★★★★
掴んでだり、引っ掛けたりしやすいので、スライス系やアンダースピンも掛けやすいです。全体的にボールコントロールするためのスピンコントロールが優秀なガットです。
衝撃吸収
★★★★
振動止め無しで思いっきり振っても、振動きません。
耐久
★★★★
DUOシリーズで比べると一番耐久性(打感が変わらない)所が良いです。
単純にガットが切れないのが、DUOパワーですが、ある程度使うと打感が変化します。
打感の維持と耐久性で言うとDUOコントロールです。
ネットプレー
★★★★
一番良かったのがネットプレーです。サーブアンドボレーやショートアングルがいつも以上に冴え渡りました。まさにナイロンガットで掴んで、ポリガットで弾いてくれます。どちらのガットもコントロール系なので相乗効果が出ていると感じられます。

ウイルソ・デュオ コントロール メリット・デメリット

メリット 包み込む感覚はナチュラルテイスト。

高弾道のスピンが打ちやすい。

細かいコントロールがしやすい。

振動が少ない。

デメリット コントロール優先の為、スピードが若干遅く感じる。

跳ね上がるようなスピンには不向き。

パワーよりコントロールを重視。

ウイルソ・デュオ コントロールに合うプレースタイル

細かいコースコントロールが必要な、ダブルスプレヤーや、
ボールを瞬時にコントロールできる。

面持ちが良いガットなので、サーブ&ダッシュなど、
多彩なテクニックを使うプレヤーにおすすめです。

ボールの回転をコントロールする事によって、距離やコースコントロールが
しやすい仕上げになっています。

また、ポリが少ししんどくなりナイロンに移行したいプレーや

ナイロンからポリに移行したいプレーヤーに

ワンクッション入れてハイブリットにするのもおすすめです。

ウイルソ・デュオ コントロールとよく比較されるガット

ハイブリットシリーズと比較されます。

ウイルソ DUO FEEL(デュオ・フィール)⇔ もう少しナチュラル感を強くしたい
ウイルソ DUO POWER(デュオ・パワー)⇔もう少しボールを速く重くしたい
バボラ RPMブラスト+VS ⇔ ナチュラルを使って、より打感を重視する

ウイルソ・デュオ コントロール 相性がいいラケット

ガットの組み合わせ自体でかなり掴んでくれるので、ラケット自体がしならない
高強度のスペックが良いと思います。少しパワー強化で面が小さいか、ボックス系も相性が良いと思います。

ウイルソン ウルトラ95
バボラ ピュアストライク
バボラ ピュアドライブ
ダンロップ CX200
ヘッド プレステージ

ウイルソン DUO CONTROL

7.1

反発パワー

7.0/10

打感

8.0/10

コントロール

9.0/10

スピン

6.5/10

耐久

5.0/10

メリット

  • 高弾道のスピンが打ちやすい
  • 細かいコントロールがしやすい
  • 振動が少ない

デメリット

  • コントロール優先の為、スピードが若干遅く感じる
  • 跳ね上がるようなスピンには不向き
  • パワーよりコントロールを重視