テニスガットってどんなもの?

テニス上達で欠かせないのがなんと言っても個人のテニスレベル。

レベルの高い上級者は、極端な話どんなテニスラケットやガットを使ってもやはり上手です。

このサイトで紹介するガットに対するイメージですが。

テニス上達の要素として

■本人のテニステクニックや熟練度が75%
■ラケットによる性能15%
■ガット5%
■その他(シューズやウエア―)5%

基本的には本人の技術とその技術に見合ったラケット
でほぼ全てを占めてしまいます。

ガット5%、、、。

‘大したことないじゃん’ と 思いがちですが、

いやいや

その5%が大事なのです!

テクニックは練習やテニス歴によって蓄積されていきます。
突然短期間で上手くなることはありませんよね。
地道にテニス歴を重ねていくしかありません。

次にくるのがラケットですが、これも通常数年使言うのが一般的で
マメに買い替えることはできませんよね。

シューズ類もしかりです。

唯一 頻繁に変えれるモノがこの‘テニスガット’です。

ガットはチョイス一つで
今までのレベルを5%どころか、それ以上に引き上げてくれます!

‘あともうちょっと●●になればな~’(スピードが速ければとかスピンが多ければとか)

を解決してくれます。

なので

この‘あともうちょっと●●になればな~’を

真剣に考えてみました!

■テニスガットはプレースタイルから選ぶ

テニスガットの選択は、プレイヤーにとってとても重要です。たとえば同じラケットを使用したとしても、ガットが変わると、まったく違うラケットのように感じるがことがあります。プロ選手は自分のプレースタイルをはじめ、コート、対戦相手に合わせ、種類はもちろん、テンション、太さなど、様ざまなファクターを総合してガットを選んでいます。

アマチュア選手の場合は、初心者、中級、上級レベル、また年齢などによって選ぶことが多いようです。「ナチュラルガット」は飛び、方向性の良さなどに優れていますが、高価であるため、あまりガットが切れないタイプ(女性やシニア)におすすめだといえます。中学生~大学生で、毎日クラブでハードな練習をしている人なら、丈夫で切れにくいポリエステルガットが適しています。最も一般的なガットはオールラウンドに使える「モノフィラメント」ですが、非力な男性、女性にはナチュラルガットに近いフィーリングの「マルチフィラメント」の方が向いています。ただ、自分にぴったり合ったガットを見つけるのは、なかなか難しいもの。練習や試合を積みながら、自分に適したガットを模索するといいでしょう。

■テニスガットの種類と特徴

テニスラケットに張られている「ガット」は、もともと羊などの腸から作られた糸のことです。バイオリンやギターなどの弦をはじめ、テニス、バドミントン、スカッシュのラケットにも用いられています。テニスの場合、「ガット」と呼ぶ人もいますが、近年は「ストリング」ともいわれているようです。その理由は、「ガット」が昔からの動物性繊維で作られているものを指し、「ストリング」は、それ以外の「シンセティック・ストリング(化学繊維からできた糸)」を表すため。双方を区別して使うこともありますが、それほど使い分けにこだわる必要はないとのことです。

テニスガットの種類には、「ナチュラル」「ポリエステル」「ナイロン」「マルチフィラメント」「モノフィラメント」「マルチモノフィラメント」などがあります。主なテニスガットの特徴は以下の通りです。

○ナチュラル:以前は羊の腸を使用していた名残で「シープ」とも呼ばれますが、現在はほとんど牛の腸が使われています。大体のプロ選手は、こちらを使用しているそうです。メリットは「ホールド感が高い」「高反発」「振動吸収に優れている」「維持率が良い」といった点で、デメリットは「雨などの湿気に弱い」「高価格である」「耐久性に欠ける」などです。

○ポリエステル:ポリエステル製のストリング。耐久性が高く、ストリングが直ぐ切れるようなハードヒッターには最適です。ただし、テンション維持率が悪い、また速いスウィングでボールを打つプレイヤーには適していますが、スイングスピードの遅いプレイヤーには衝撃のきつい点がデメリットとなります。

○ナイロン:ナチュラルガットに比べて価格が低めで、最も多くのプレイヤーが使用しています。ナイロンガットにはさらに3つの種類があります。
・モノ:固く弾きの強い打球感が特徴。反発性が高いため、シャープな打球感を求めている、ライジングであてて返すというプレイに向いています。耐久性も高く、値段が安いので、初心者にもおすすめのストリングです。

○マルチフィラメント:ナイロンでナチュラルガットに似せた構造を再現。振動吸収が良く、打球感、弾き、ホールド感、テンション維持に優れていますが、耐久性に欠ける点がデメリットです。

○モノフィラメント:ナイロン、シンセテックなど、単一素材の芯糸に細い皮系を何本も巻きつけたガット。反発性に優れ、耐久性も高いためオールラウンドに使用できます。最も一般的で価格も手頃です。

○マルチモノフィラメント:細い糸をひとつに束ねた構造のガットです。モノとマルチの特性をバランスよく取り入れた優れものといえます。「打球感をマイルドにする」「スピンがかけやすい」「コントロール性に優れている」などが特徴。耐久性も比較的に高くなっています。

■ガットテンションの違い

プレイの傾向によってストリングの張り方を変えることも可能です。基本的には、タッチショットが得意なプレイヤーはゆる目、ストローク・プレイヤーは硬目に張ることが多いようです。

・ストリングのテンションが低い:力のないプレイヤーでもボールが飛びやすくなります。また、スピンがかけやすいため、タッチショットの得意なネットプレイヤーにも向いています。その反面、どの面で打っても良く飛ぶので、打球感は鈍くなります。
・ストリングのテンションが高い:ボールの飛びを抑制するので、シャープな打球感が期待でき、ハードヒッターにおすすめです。

なおストリングの寿命ですが、強い力で張り上げているために時間とともに伸びていき、同時に劣化していきます。毎日プレイする場合は1ヶ月、週2回前後プレイする人でも約3ヶ月程度でテンションは下がり、ストリングは伸びて弾力性がなくなります。劣化したストリングを使っていると、思わぬ怪我の原因にもなりますから、そうなる前に、張り替えるようにしてください。

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