ヘッド グラビティー MP 2023

潰してコントロール+パワーの薄ラケ!

ヘッド グラビティー MP 2023 2

今回は ヘッド のグラビティー2023レビュー!

前作の2021年シリーズよりも、大人のコスメ!!マットなカラーリングです。

グラビティーらしい表裏一体のデザインが素敵です。

今回の新作はどの様に進化したのでしょうか?楽しみです!

ツアープロ選手ではA・ズベレフ(ドイツ)とA・ルブレフが使用しているラケットです。

強者ぞろいですね。

プロ選手はラケットをカスタマイズしているのでスペックやバージョンは異なるかもしれません。

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今回のガットはダンロップのアイコニックオールを45ポンドで張っています。

ヘッド グラビティー MP 2023 アイコニックオール

ダンロップのアイコニックオール

マイルドで癖がないナイロンガットです。

今回の試し打ちは時間は

・シングル 2時間(練習メイン)
・練習 1時間(ストロークメイン)
・ダブルス 4時間(ゲームメイン)

で使ってみました。

まずはラケット基本スペック

■ヘッド グラビティー MP 2023 スペック

重さ 平均295g
フェイス面積 100平方インチ
フレーム厚 22mm均一
ストリング・パターン 16×20
バランス 325mm
反発パワー ★★★ 薄さの割には飛ぶ。前作よりも飛ぶ気がする。
球離れ ★★★  コントロールするため少し遅い位です。
コントロール ★★★★   潰してコントロールするラケットです。
スピン ★★★ 擦り上げよりフラットが良い。
衝撃吸収 ★★★  ガットにかなり依存する。
サービス ★★★★  ヘットスピードがあがりやすい。
ネットプレー ★★★   手打ち厳禁。ゆるい球の力の入れ具合が重要。

ヘッド グラビティー MP 2023 特徴的なテクノロジー

■オーセチック(Auxetic)
オーセンティック ラケットヘッド

ヘッドラケット機能2022年モデルからHEADラケットに新たに搭載された『オーセチック』

オーセチック構造は
「引っ張る」⇒広がる。
「押し込むと」⇒縮まる。

ボールが多少オフっても飛んでくれます。

面で捕まえるオーセチック構造で
打感や飛びを安定させています。

より衝撃が少なく扱いやすくなった!

■グラフィン インサイド(Graphene Inside)

グラインインサイト

フレームを強化し、優れたエネルギー伝達性能、高いフレックス、そしてクリーンな打球感を実現。

ダイヤモンドよりも硬いカーボン素材「グラフィン」!

ヘッドの定番です!

■ティアドロップ形状

ヘッド グラビティー MP 2023 ティアドロップ形

あまり目立たないですが、逆涙型になっています。

ヨネックスのブイコア100ほどではないですが、ヘット先端部分が少し膨らんでいます。

先端の引っかかりが良いので、低い球のつかみが良いです。

個人的には、小さい部分ですが良い機能だと思います。

■16×20のストリングパターン

ヘッド グラビティー MP 2023 振り抜き

縦に16本、横に20本ガットが張られています。

黄金スペックと呼ばれるピュアドラブなどは

縦に16本、横に19本ガットが張られています。

縦ガットに1本多いことにより少し目が荒くなっています。

たわみによるスピンよりも、スイングスピードでボールを潰してフラットでの

フラットボールが打ちやすいです。

コントロール重視では18×20が良いですが、飛びません。

16×20はアシスト感とのバランスが魅力的です。

新技術ではありませんが、球種にかなり影響があります。

細かい部分ですがお見逃しなく!

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ヘッド グラビティー2023 メリット・デメリット

メリット

コントロールとスピードのバランスが良い。

フラットが打ちやすい。

低いボールの処理がしやすい。

デメリット

高弾道スピンはかけずらい。

潰してい打たないと始まらない。

ボレーはしっかり体重乗せないと飛ばない。

振り抜き感とコントロール性重視のプレーヤー向け。

ヘッド グラビティー MP 2023 振り抜き

低空フラットボールが打ちやすいです。

ネット上を直線的に超えるので、ラケットのコントロール性が発揮されます。

また、スピンも全くかからないわけではなく、ラケット面を厚めにすると

程よいスピンがかかりました。フラット重視ですが、ショットの種類は多彩です。

全体的にスピードテニスにあっています。

ヘッド グラビティー MP 2023に合いそうなガット

ヘッド グラビティー MP 2023 400

飛びすぎを抑えて、バランスの良い薄ラケです。前作のグラビティーからの移行であれば、オーセンティックが入ったせいか、少しマイルドな打感なので、攻めのスピン系でもよいです。

黄金スペック系などパワー系ラケットから薄ラケの移行であれば、反発系かつかみ系がおすすめです。

現状のラケットから推測しても良いと思います。

ちなみに私は通常黄金スペック系を普段使っているので、薄ラケにすると飛ばなくなってしまうので

薄ラケには反発系を張っています。

今回は黄金スペックラケットからの推測してガットチョイスしました。

テクニファイバー  X-ONEバイフェイズ ⇔ 打感重視
テクニファイバー アイスコード ⇔ 反発系
ダンロップ エクスプロッシブ スピン ⇔ 柔らかさとスピン
ヨネックス ポリツアープロ⇔ スピンとバランス