2023 ウイルソン　ウルトラ　100 V4.0

しれっとパワフル＋高低差コントロール可能ラケット！

2023 ウイルソン　100 V4.0ですが、大人のコスメでギラついてないのがかっこいいです！

メーカーの大げさなキャッチコピーはありませんが、

実は最近密かに売れています（※量販店ショップ定員談）

「またまた～。ポジショントークでは！？」

と思われがちですが、試打して分かった事。

扱いやすいの超実力派！！

ツアープロ選手では錦織圭選手が使用。※錦織選手は同シリーズの 95 CV V4.0を使用。

Eyes on the prize. @keinishikori #RuthlessBeauty #Ultrav4 pic.twitter.com/4m1JBcntTR

— Wilson Tennis (@WilsonTennis) September 30, 2022

全体のラインナップ。

・ウルトラ　100 V4.0　（100平方インチ　310g）

・ウルトラ　100L V4.0　（98平方インチ　305g）

・ウルトラ　100UL V4.0　（98平方インチ　285g）

・ウルトラ　108　（100平方インチ　300g）

今回レビューで使ったガット
ヨネックスのポリツアースピン

を46ポンドで張りました。

今回の試し打ちは時間は

・シングル　1時間（練習メイン）
・練習　1時間（ストロークメイン）
・ダブルス　4時間（ゲームメイン）

で使ってみました。

まずはラケット基本スペック

■ウイルソン　ウルトラ　100 V4.0

2023 ウイルソン　ウルトラ　100 V4.0特徴的なテクノロジー

■内蔵型PWS

見た目では分かりません。PWSはフレームの「3時」「9時」の部分に搭載されていて、横ストリングを長く取ることができる技術です。

柔らかい打感です！

■FORTYFIVE°

特殊なカーボンの編み方を採用し、面の安定性を向上させるテクノロジー。

面ブレが少なくなった！

■ハーフムーングルーブ

ラケットの「3時」「9時」にあったグルーブ(溝)が、フレームの上半分に拡大されました。

ハーフムーンはラケット面の半分を意味するのですかね。

こうすることでトップ寄りのストリングのたわみが大きくなり、柔らかさを感じることができるようになっています。

トップに引っ掛けてしまっても柔らかい打感！

■コンフォートパワーリブ

シャフト部分の変更です。かさばりに改良を加え、風の抵抗を受けにくくしたテクノロジー。

シャフトを握った時に、無駄な凸凹く丸みを帯びた形状になっています。

つかんだ瞬間に安心した優しい握りを感じます。

少しマットな表面も、収まりがいいです。

2023 ウイルソン　ウルトラ　100 V4.0　メリット・デメリット

ボーレーがしやすい。中級以上のオールラウンドプレーヤーにおすすめ。

前作のウイルソン　ウルトラ　100 V3.0もそうでしたが、

ボーレーがし易いラケットです。面ブレが減った気がします。

また、ストロークもネットスレスレのボールと、

少し前衛ボレーヤーの頭を超すようなボールなど

球種を変えても高さ調整がしやすラケットだと感じました。

感覚で打てるので、相手のポーチの動が見えても心に余裕がでます。※あくまで私の感想です。

反面、飛びが良いの為当てて返すのではなく、しっかりスピンに変換できる中級者以上が良いと思います。

2023 ウイルソン　ウルトラ　100 V4.0に合いそうなガット

パワーがあるので、良く飛びます。よってフラットドライブで低い弾道で打ち込めるプレーヤーならドンピシャかも！？しかし、軌道が少し高くなると簡単にアウトします。

スピンガットで距離を調節できれば、飛びが抑えられます。

女性や初心者の方はナイロン系の掴み系もおすすめです。

よって、スピンをかけやすいガットで、耐久性があるガットがいいです。