中ロブスピンが簡単に打てる。ユーザーフレンドリーなラケット!
定番のVコアシリーズがリニューアル。
今回はヨネックス 2023 Vコア100 LITE をレビュー!
Vコア100は後日レポートします。今回は先行して100LITEをレビュー!
リニューアルから早2年。前回はシャープなスピンがウリでした。今回はどの様に進化したのでしょうか!?
まずは見た目で驚きました!しゃもじ感が強化されています。
これは好き嫌いが出るデザインですが、ヨネックスの特性をより強化したと考えられます。
ツアープロ選手では絶好調の西岡良仁選手 が使用しているシリーズです。
※西岡選手はヨネックス ブイコア 98 2023を使用。
プロ選手はラケットをカスタマイズしているのでスペックは異なるかもしれませんが、ペインティングは2023デザインです。
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全体のラインナップ。
・VCORE 95 (95平方インチ 310g)
・VCORE 98 (98平方インチ 305g)
・VCORE 98L (98平方インチ 285g)
・VCORE 100 (100平方インチ 300g)
・VCORE 100L (100平方インチ 280g)
・VCORE 102 (102平方インチ 275g)
・VCORE GAME (100平方インチ 265g)
今回レビューで使ったガット
ヨネックスのポリツアープロ
を46ポンドで張りました。
今回の試し打ちは時間は
・シングル 2時間(練習メイン)
・練習 1時間(ストロークメイン)
・ダブルス 6時間(ゲームメイン)
で使ってみました。
まずはラケット基本スペック
■2023 VCORE 100L
重さ | 平均280g |
---|---|
フェイス面積 | 100平方インチ |
フレーム厚 | 25.3-25.3-22㎜ |
ストリング・パターン | 16×19 |
バランス | 330㎜ |
反発パワー | ★★★★ しっかり飛びます |
球離れ | ★★★ つかみは良いです。 |
コントロール | ★★★★ しなりがある分コントロールしやすい |
スピン | ★★★★ 良くかかります |
衝撃吸収 | ★★★ 普通よりやや柔らかく感じる |
サービス | ★★★ 振り抜きやすい |
ネットプレー | ★★★★ タッチショットしやすい |
2023 ヨネックス Vコア100 LITE 特徴的なテクノロジー
■シリコンオイル・インフューズドグロメット
ラケット面の12時と6時の部分のグロメット内部に、シリコンオイル浸透させています。
同ヨネックスの硬式ガットPOLYTOUR(ポリツアー) FIRE(ファイア)もシリコンオイル浸透させていますが、
とうとうグロメットまでオイル漬けにするとは思っていませんでした。
グロメットとガットの部分の
滑りを良くする事によってスナップバックが強化されました。
ヨネックス調べで、滑り性26.3%アップしています。
よりスピンがかかりやすくなった!
■フレームトップ幅広設計
明らかにトップが広がっています。いわいる、しゃもじ型です。
幅広になった事で、横ガットが長くなり、トランポリン効果で反発力がUPしたと思われます。
軌道が上がり深いボールが打てる!
■フレーム正面厚最薄設計
トップからサイドまで0.5mmフレームが薄くなってます。言わなければ分からない技術ですが、空気抵抗を減らし、スイングスピード向上をサポートしてくれます。
■新シャフト設計
シャフト部の断面が、ねじれに強い凹凸設計に変更。
ラケットの面安定性が向上した事で、
オフセンターでも面が暴れにくくなります。
また、パワーロスを最小限にできます。
\2023 ヨネックス Vコアシーリーズ一覧はこちら!!/
2023 ヨネックス Vコア100 LITE メリット・デメリット
メリット |
スピンによるコントロールが良い! 誰でも使いやすい! 打感が柔らかくなった。 |
---|---|
デメリット |
しなる分パワー不足を感じる時もある。 前作のシャープ感が薄らいだ。 しゃもじ感が強い。 |
高弾道ボールを多様するのオールラウンドプレーヤーにおすすめ。
とにかく扱いやすいラケットです。オフする感じや、面ブレの感じが減ったきがします。
ボール軌道が上がるので、中ロブの軌道で深いボールが打てます。
2023 ヨネックス Vコア100 LITEに合いそうなガット
今回のラケットは、前作より柔らかい打感となっています。つかんでスピンをかけるラケットなので
前作のようなシャープ感をだすにはガットで調整が必要です。スピンの種類によってガットを変えてもよいです。
無論、打感重視のガットもおすすめです。
テクニファイバー | エックス・ワン・バイフェイズ ⇔ 打感重視 |
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ヨネックス | ポリツアー ファイヤ ⇔ 耐久性と掴み |
ヨネックス | ポリツアープロ ⇔ 耐久性とスピン |
トロライン | キャビア ⇔ シャープ感 |