ピュアドライブにハイブリットで張る時にNGなガット組み合わせ。

ガット組み合わせ要注意。良いとこまるでナシ。

ガットハイブリット2ガットハイブリット1

今回は2018ピュアドライブにガットを

ポリ(ブラックコード125)と
ナイロン(ライブワイヤー125)の
ハイブリットで張ってみました。

打球のイメージとしては、多角形ポリのスピン力を活かし、
ナイロンのソフトな打感を残す様に張ってみましたが、、、。

【使用ガット】

■縦:ポリエステル テクニファイバー:ブラックコード125

●横:ナイロンマルチフィラメントトアルソン:ライブワイヤー125

いずれもテンション46p

■ブラックコード:
飛びを抑えてながら、柔らかい打感でボール引っかける5角形ポリエステルガット

参照:ブリジストン公式

ライブワイヤー125
ナチュラルを超えるほどの強い反発力と食いつき
(以下新旧パッケージ)

トアルソンライブワイヤー125

結論から言います。

スピンによるコントロールが利かず、試合になりませんでした。

分析すると、多角形ポリは柔らかいナイロンには食い込んでしまい、

インパクト時におけるスナップバックが減少している。

多角形ポリは角がある分、ガット自体が鋭角となってしまい、滑るどころかノッチに食い込んでしまいます。

硬いポリ同士であれば滑ってスナップバックは起きますが、今回は逆効果に感じました。

多角形ポリガットをハイブリットに使う場合には、なるべく円形に近い多角形がおすすめです。

シンプルに多角形ポリの性能の引き出すには単張りが良いと感じました。

反発パワー 思ったより反発しない。普通。
スピード フラットに飛び出すので比較的高速です。
打感 スイングスピードに関係なく柔らかい打感です。
球離れ イメージに合った球離れ。
コントロール スピン量を使ってコントロールするプレヤーは掴み切れずコントロールができませんでした。
スピン しっかり下からスピン軌道で打っても掛かりが甘いです。
衝撃吸収 このハイブリットの組み合わせでは一番のメリットです
耐久 トータル2時間使いましたが、打感に変化は見られず耐久は良いと感じます
ネットプレー ボレーの感触は良かったです。素直に当てた力量でボールに力が加わります。

今回のポリ/ナイロンハイブリットガットのメリット・デメリット

メリット 打感が柔らかい。
フラットが打ちやすい。
デメリット スピンコントロールができない。

たわみが感じられず低いボールは打ちづらい。

面の中心を外すとすっ飛んでしまい簡単にアウトする。

ガットの特性が出ていない。