ソフトな打感でスピンがかかる!
前回までのお話。
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ルキシロンの人気ポリガットエレメント130ラフを2022ヘッドエクストリームに張ってみました。
耐久性はエレメント125よりもあがり、打感も柔らかく良かったのです。
しかし、パワーラケットのエクストリームではスピン量で深さのコントロールが必要です。
ラフ加工ガットで、ガット間の動きを出しスピンを期待していたのですが、
パワーが先行して、少し飛びが強く、中弾道のムーンボール系がアウトする傾向にありました。
このスピン量は打ち方や、ラケットによって変わるので自分に合うセッティングは無限です。
打感は柔らかく、スピンをかけられるガットに出会う旅に再び出発する事になりました。
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さて、今回はポリスターのターボを2022ヘッドエクストリームに46Pで張ってみました。
あまり日本ではメジャーではありませんが、1981年にドイツで誕生した老舗ブランド。
よく見ると多角形ポリガットに分類されるガットです。
実際はどうだったのでしょうか?
では、基本スペックから
製品名 | テニスガット ポリスター ターボ125 |
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素材 | ポリエステル モノフィラメント |
太さ (ゲージ) |
1.25mm 1.30mm |
色 | クリーム色 |
反発パワー ★★★★ |
反発力は程良くあります。 |
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スピード ★★★ |
普通のスピードです。気持ち早いと思います。 |
打感 ★★★★★ |
ドライな感じだが、とても柔らかい。 |
球離れ ★★★★ |
掴みはありますが、少し早いです。 |
コントロール ★★★ |
普通のコントロール力です。 |
スピン ★★★★ |
良くかかります。 |
衝撃吸収 ★★★ |
柔らかくので衝撃は少なそうですが、打音が高音なので少し気になります。 |
耐久 ★★ |
ノッチの入りは普通ですが、ガット間の動き具合は思っていた以上に早い段階で動きが悪くなりました。 |
ネットプレー ★★★ |
使い始めはローボレーがしやすく、数週間経つとハイボレーがしやすくなりました。面で転がすボールが、ガットの動きの影響受けているようです。 |
ポリスター ターボ125 メリット・デメリット
柔らかく扱いやすいポリガットです。
メリット | 柔らかい打感。打感とスピンのバランスが良い。
ナイロンからの移行もおすすめ。 |
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デメリット | 色のバリエーションがない。耐久性に問題あり。 |
ポリスター ターボ125に合うプレースタイル
ボレーで速い球にも掴んで対応していたので、サーブ&ボレーなど多様するプレーヤーには面白いかもしれません。
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ポリスター ターボ125とよく比較されるガット
柔らかいく球持ちガットと比較されます。
ポリスター | エナジー ⇔ 打感はそのままで、より楽に飛ばす |
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バボラ | RPMハリケーン ⇔ スピンを強化 |
プリンス | ハリアーレスポンス ⇔ 掴みを強化 |
ゴーセン | Gスピン3 ⇔ スピンとコントロールのバランス向上 |
ポリスター ターボ125と相性がいいラケット
打感が柔らかく、扱いやすいガットです。全体的にマイルドなのにポリの威力はあります。
よりスピンを強化するラケットや、ボールが飛ばない様な少しハードスペックなラケットをマイルドに仕上げる事ができます。
バボラ | ピュアストライク(バランス強化) |
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ウイルソン | ブレード(コントロール強化) |
ヘッド | グラビティー(しなりをアシスト) |