8角形のポリエステルガット。激似のバボラRPMハリケーンと何が違うのか?
今回は、シグナムプロ・ツイスター1.25を使用してみました。
む、む、む、
似ている!
バボラRPMハリケーンと見た目も8角形構造もそっくり!
まずは太さの、バリエーション
・1.20mm
・1.25mm
・1.30mm
アップでショートラリーをしましたが、
つかみが良いです。ロングラリーでは、ベースライン付近で球が落下します。好感触!
反発パワー ★★★ |
ポリガットの中では反発は少し強めです。 |
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スピード ★★★ |
つかみ感があるので、スピードはでていません。遅すぎる程ではありません。 |
打感 ★★★★ |
柔らかく軽い打感です。つかんでる感はあるのに重さが腕にこないです。 |
球離れ ★★★ |
気持ち遅いですが、ほんの一瞬です。この間でコントロールが可能です。 |
コントロール ★★★★ |
今までストロークでボールがすっ飛んでしまい、ボールが収まらない方には良いガットです。バカ打ちしても、ボールをつかみ、スピンをかける事によってコントロールが可能です。 |
スピン ★★★★ |
このガットはスピンガットの分類ですが、グリグリ系スピンや、滑るスピンなどとは違い、スピン量コントロールが秀明なガットです。スピンによって返球の深さをコントロールできます。無論、スピン軌道でスピンを打つには申し分ないスピンガットです。 |
衝撃吸収 ★★★ |
たわんでくれる分、柔らかく感じます。実際は振動が無い様に感じますが、2時間しっかり打ち込むと少し肩にハリがあったので、衝撃は普通のポリガットだと感じました。 |
耐久 ★★ |
つかみが強く反発もあるので、ガットの緩みは早いです。3週間以内を目安に張り替えた方がベター。ガットが伸びたままだと腕に振動がきます。 |
ネットプレー ★★★★ |
ボレストをしてみました。ゆるいボールは粗つなく返球できます。特筆すべき点は、相手が滑るスライスやパンチボール系の強いショットを打ったきた時のボレー返球が容易にできました。負けない弾き感と、つかんで、ボールの軌道補正しているなと感じました。 |
シグナムプロ・ツイスター メリット・デメリット
メリット | コスパ良し。 バランスが良いスピンガット。 打感が柔らかい。 |
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デメリット | 見た目がRPMハリケーンとかぶる。 スピン力は程々。 |
シグナムプロ・ツイスターに合うプレースタイル
強打とタッチ系を使い分けるプレーヤーにおすすめです。
ぐりぐりでスピン系ではなく、
ストローク戦で相手のベースライン付近に丁度良く収めるスピンを打ち → 返球が浅めに帰って来た時に → ドロップで沈める。
など、スピン量の加減でコースや深さをコントロールできます。
また、ストロークなどでバカ打ちして、お隣コートにウイナー決めてるプレーヤー様にもおすすめです。
そのパワーをスピン補正でコントロールできます。
お心あたりの方は是非使ってみてください。今までの打ち方でコートに収まります。
シグナムプロ・ツイスターとよく比較されるガット
8角形ポリガットと比較されます。
特に、バボラRPMハリケーンは良く比較されます。
バボラRPMハリケーンよりも打感は柔らかく、つかみ感が多いです。
ただスピン量はバボラRPMハリケーンが、多く感じます。
ラリー相手に確認した所、RPMハリケーンの方が着弾後の伸びがあったようです。
同じようなスペックですが、
コントロール重視だとシグナムプロ・ツイスター。
純回転スピン重視ならバボラRPMハリケーンが良いようです。
バボラ | RPMハリケーン ⇔ 8角・ もう少しスピンと打感を強くした。 |
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バボラ | RPMブラスト ⇔ 8角・打感を柔らかくしてツカミを増やしたい。 |
シグナムプロ | エクスペリエンス ⇔ 6角・もう少しパーンという響きがほしい。 |
テクニファイバー | アイスコード ⇔ もう少しスピードを上げたい。 |
その他多角形ガットもレビューあります。
おすすめ26種類ポリエステル・スピンガット(多角形ガット)まとめ 評価 レビュー
シグナムプロ・ツイスター 相性がいいラケット
自然に打っても程よくスピンがかかるガットです。スピン量も調節しやすいので、ラケット自体もシンプルに100インチ、黄金スペック系が扱いやすいです。
ヨネックス | EZONE |
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バボラ | ピュアドライブ |
ダンロップ | FX500 |
ウイルソン | ウルトラ |