ダンロップ SX300

神アシスト!弾道補正機能には驚きです!


【引用:住友ゴム】

前作のレヴォCV3.0の後継機です。
既に発売から半年以上経ってますが、販売以来ずっと気になっていました。
周囲から評価が高いので、今回はダンロップ SX300をレビューします。

ダンロップ SX300シリーズのラインナップは

100平方インチ・310g・300g・285g・270g
105平方インチ・270gの5機種です。

※今回は100平方インチSX300に
ゴーセン ジーツアーワン G-TOUR1 125を45Pで張ってます。

アップで打った段階では、柔らかい打感で、ボールのノリ感が気持ち良いなと感じました。

まずはシリーズ基本スペック

■今回レビューの ダンロップ SX300 100インチ

販売日 2019年12月11
重さ 平均300g
フェイス面積 100平方インチ
フレーム厚 23m×26m
ストリング・パターン 縦16x横19
反発パワー ★★★  普通
球離れ ★★★  普通
コントロール ★★★★  扱いやすい
スピン ★★★★★  簡単にかかる
衝撃吸収 ★★★★  良い
サービス ★★★  ワイドへのスピンが掛かりやすい
ネットプレー ★★★★  コントロールしやすい

ダンロップ SX300 特徴的な部分3箇所

■弾道が高く、自然とスピンがかかる。

どんな球でも深く返せるのが特徴です。
フラットに叩いても軌道が上がります。

ボールの飛び出し角度が高いので深い位置まで飛ばせる。

■弾道補正機能によるミスショット補正。

ラケットの真ん中に当たらない、
いわいるミスショットをグロメット構造で補正。


【引用:住友ゴム】

なので、
低い球が持ち上がりやすいし、
高い球はふかさなくなりました。

正直ずるです。

大げさですが一生懸命練習してきたのが何だったんだ~。
コレ使えばいいんじゃん。

シングルスとダブルス数ゲームしましたが極端にミス減りました。

個人的には、色々なショットを打つ時、握りを若干変えていたのですが
グロメットで補正してくれるので、
ワングリップで対応できると感じました。

■キックサーブ良好。
スピン系キックサーブはコントロールしやすく、跳ねの高さも想像以上でしたが
スピード重視のフラットサーブはネットしてしまうので打ち方の変更が必要です。

ダンロップ SX300のメリット・デメリット

メリット 打点によるミスショットを補正するので凡ミスが減る。
ボールも軌道が高い分、深いボールが簡単に打てる。
デメリット ボールは直線的な軌道でないので着弾まで時間がかかる。スピンも掛かっているのでボールスピードは遅い。ラケットパワーもあるのでスピンのスイング軌道で打たないとアウトする。

ダブルス・後衛か、プレースメント重視のプレーヤー向けラケット

使い方によって色々方に合うラケットですが、個人的にはロブやエッグボールがとても打ちやすかったです。

ダブルスなどで場面を変えるロブなどはコントロールしやすいです。

シングルプレヤーにおいても中ロブ気味のエックボールが気持ちよくキマリます。

高ウレタン素材とグロメットによるスピンの恩恵を感じます。

【引用:住友ゴム】

また、スピンラケットで言えば、バボラピュアアエロやウイルソンバーン100S CVやSラケ系 プリンス BEAST などなど色々とメーカーから出てますが、どれも基本的に攻めのスピンをイメージします。

しかしこのダンロップ SX300に関しては
守りのスピン機能を感じます。

ゲームで攻められていても、補正スピンの恩恵で、
パワーで返球するよりも、コントロールと深さでゲームを立て直す事ができます。

相手がウィナー級の決め球を、カウンターでオープンコートに返球できます。

相手のミスを誘う、多種ショットを駆使するプレーヤーの方にお勧めです。

ダンロップ SX300ラケットに合うガット

考え方やプレースタイルによるのですが、ポリなら少しハリがあるものがおすすめ。
あまり柔らかいポリだと打感が掴みづらいかもしれません。ナイロンならモノマルチで打感重視なものがおすすめ。