ヘッド エクストリーム MP に合うガットvol,1

スピンラケットをどう活かす!?プリンスハリアーレスポンス編

ヘッド イクストリーム

今回はヘッド エクストリーム 2020 MPに合うガットを検証!

前回はポリツアースピンを張ったのですが、少し硬さがあったので

柔らかポリのプリンスハリアーレスポンス17 (1.25mm)を46pで張ってみました!

硬さとコントロールや飛びはどうなるか?検証してみます。

ヘッド イクストリーム2

ヘッド イクストリーム3

使用期間はしっかり2週間。

・シングルス 8時間

・ストローク練習4時間

・ダブルス 4時間

使ってみました。

エクストリーム 2020 MP に合うガットとはどんなものか?

検証してみます。

プリンスハリアーレスポンスを張ってみて。

あれ??硬いかも?

予想に反して振動が大きく、思ったより打感が硬いです。

これはかなり意外でした。

打ち込むにつれて、前回張ったポリツアースピンの方が柔らかく感じます。

最近のレビューラケットには

程よく掴み、柔らかい打感のあるハリアーレスポンスを張っていました。

今回も期待していたのですが、まったく予想と異なりました。

個人的な見解で原因を推測すると、

1,いつもと違うストリンガーさん。

今回はいつものストリンガーさんではなく、量販店の電動ストリンガーを使った為、今までの感覚と異なる。2ポンド位強めな感じです。

2,フレームの弾きの強さとスポットの微妙な差

どのラケットもそうですが、スイートスポットを大きく外すと少し振動を感じます。

その部分が硬い=重いと感じる打感につながります。

ボールを掴む前に飛んでいってしまう。

そして、スイートスポットを外した時の打感のズレ≒重さ≒硬さが少し大きい気がします。

ただエクストリームMP、スーイートスポットを少し外しても飛んでいきます。

少し振り抜きテンポが遅れても、十分に返球に間に合います。

しかも思った以上に急速は速いです。

ゆっくり当てると、エッグボールの様な高弾道系の返球がしやすいです。
反対にハードヒットや叩いて行きたい時には、弾きが良いので高弾道の軌道ではなく、ネットすれすれを狙った返球の方が収まりが良いです。

反発面では現行のピュアドライブやピュアアエロに似ているなと感じました。

軌道系ではSX300に似ています。

ラケット自体はボールスピードに緩急をつけやすいラケットです。

普段から黄金スペック系のラケットを使っているプレーヤーは十分に使いこなせます。

フィーリングに関してはガットによってチューニンが必要です。

今回のプリンスハリアーレスポンスは
速いボールを高弾道で打ち返すと、掴む前に離れていくのでボールアウトします。
これはガットと言うより、ラケット自体の剛性によるものです。

フラットドライブで、ネット少し上に打ち込むプレーヤーの方にも向いています。
白帯狙っても伸びがいいのでボールが超えていきます。
着弾後の速いスピンで攻め込めるのでオススメです。

唯一気になる部分は、少し外した時の打感は鈍く感じることです。
(逆に練習になるのも事実です。)

ラケット自体は反発系の深く早いボールが打てます。
反面、スライスも強弱がつけやすいので、多彩なショットを駆使しやすいです!

打感などは色々とチューニングで調整が可能です。
次回はもっと柔らかいポリに挑戦の予定です!

販売日 2020年7月
重さ 平均300g
フェイス面積 100平方インチ
フレーム厚 23-26-21mm
ストリング・パターン 縦16x横19
バランス 320mm(ミッドプラス)
反発パワー ★★★★★ 黄金スペックらいし反発
球離れ ★★★★  少し速いです
コントロール ★★★   普通
スピン ★★★★★ よく掛かる
衝撃吸収 ★★★  思いのはか無い
サービス ★★★  フラットは飛ぶので注意
ネットプレー ★★★  オフするとガシャリます
スライス ★★★★  長短スライが楽しい