柔らか打感至上主義のポリガット!
ルキシロンの人気ポリガット。エレメント125
錦織選手が使用しているガットとしても有名です!
ちなみに錦織選手は縦ナチュラル・横エレメント125のハイブリットで使用しています。
柔らかくて、ホールド感があるガットです。
構造は複合芯ポリエステル(ポリ・エーテル・エーテル+ポリ・エーテル・ケトン)
ルキシロン唯一のポリエステルモノ・マルチストリングです。
ポリは通常モノ構造が多いですが、エレメントポリなのにマルチ(束ねた)構造となっており、柔らかい打感を実現しています。
今回はヘッドのエクストリームMP 2021に47ポンドで張りました。
このブロンズ色のガットはなかなか渋いです!
では、基本スペック
製品名 | ルキシロン エレメント125 |
---|---|
素材 | ポリエステル モノ・マルチ |
太さ (ゲージ) |
1.25mm |
発売日 | 2016年1月発売 |
色 | ブロンズ |
反発パワー ★★★ |
反発力は普通か、やや控えめです。 |
---|---|
スピード ★★★ |
普通のスピードです。速くはないです。 |
打感 ★★★★★ |
包み込む様な打感で、とても柔らかい。 |
球離れ ★★ |
掴んで、粘りがある分球離れは遅いです。 |
コントロール ★★★★ |
ホールドしている時間があるのでコントロールは良好です。 |
スピン ★★★ |
ボールを掴んでから、面でスピンをかける感覚です。 |
衝撃吸収 ★★★★★ |
最上級の柔らポリの部類に入ります。 |
耐久 ★★ |
しっかり振り抜くタイプの方は、すぐノッチが入ります。耐久性は求めないことです。 |
ネットプレー ★★★★ |
掴んでフォロースルーの一連の動作がスムーズです。 |
ルキシロン・エレメント125 メリット・デメリット
とにかくナイロンと思う程の柔らかい打感です。ガットが掴む感覚があるのでコントロールは抜群にいいです!
今回のラケット(ヘッドエクストリーム2022)は剛性が強いラケットです。
スピンと飛びが強い反面、ガットで打感と飛びをコントロールできているので相性は良いです。
メリット | とにかく柔らかく、掴む感覚がある。潰して打っても飛びすぎない。
面で包み込み、ボールコントロールしやすい。 ナイロンからの移行もおすすめ。 |
---|---|
デメリット | 色のバリエーションがない。
打感は少しボケる。 耐久性は低い。 |
私、テイクバック程々で、インパクトで打つタイプなので、普段はあまりガットを切りません。しかし、エレメントはひと月程でガットが切れました。
DUOフィールの時もそうですが、この打感を維持すると耐久性は低くなります。
ルキシロン・エレメント125に合うプレースタイル
打感を重視して、しっかり振り抜くプレーヤーにおすすめ。
逃げの返球を多様するより、しっかりスイングして攻めのプレーでOKです。飛びすぎることはありません。
ただ、振ってる割にはスピードが出ていないので、スピードテニスと言うより、コントロールで攻めるタイプにおすすめです。
ルキシロン・エレメント125とよく比較されるガット
とにかく柔らかいく球持ちが良いガットです。 ソフト打感のポリと比較されます。
ポリファイバー | TCS ⇔ より柔らかい打感 |
---|---|
テクニファイバー | ブラックコード ⇔ もう少しスピンを強化したい |
プリンス | ハリアーレスポンス ⇔ スピードを上げたい |
ヨネックス | ポリツアーエア ⇔ 耐久性を上げたい |
ルキシロン・エレメント125と 相性がいいラケット
弾き系のラケットでも、しなる系ラケットでも、どちらでも打感を柔らかくしてくれます。
薄いラケットだと球持ちが良すぎるイメージです。
しなり系のラケットに合わせると、よりコントロールしやすいですが、球速が出ない可能性があります。
剛性の強い弾き系のラケットに合わせて、打感を重視しつつコントロールと飛びを調節するのが良いと思います。